住む人日記
新刊発売のお知らせ
4月30日、住む人の最新号が発売となりました。今号のテーマは「人生と一日」です。前号の編集がひと段落したころ(特集:「歳をを重ねて、私を重ねて」)、これから先の人生や時間について考える機会がありました。あくまで基本を平均寿命としたならば、私たちに残された時間は50年程。
振り返ればあっという間かもしれませんが、なんだか途方もないようにも、思えます。
人生という先の見えない時間を、どのように積み重ねるのか。思いもしない新たな答えを探したわけではありません。今という時間を大切に、粛々と生きていく。それがいつの時代も変わらぬひとつの答えではありますが、取材にご協力くださった方々の人生を通じて、読者のみなさまも日々を、振り返ったり、これからを深く考えるきっかけにしていただけましたら、幸いです。
もしかすると、少し違ったご自身なりの答えがみつかるやも、しれません。
本誌を発行するGITAKUは、ホームビルダー(住宅会社)でもあります。
住まいのあり方は多様化していますが、家はがどんな誰にとっても、一日一日を生きるうえで大切なものであることは。変わりありません。楽しいときも苦しいときも、人生にはいつも、住まいが共にあります。
みなさんは、どんな家で、どんな暮らしの人生を、歩みたいですか。
そんなことも読み終わりに想像をしていただけたら、嬉しいかぎりです。
コロナウィルスにより、沢山の方の日々が混迷を極め時期の発売となってしまいましたが、身近なところから手を携え合い、人生の貴重な1ページとして、一緒に乗り越えてまいりましょう。この冊子が、お住まいでの時間に、少しでも役立ちますように。
そして最後になりますが、新刊発売と合わせて、住む人のWEBサイトが正式に立ち上がりました。
ウェブマガジンも随時展開していきます。そしてスペシャルコンテンツには、本誌にも登場してくださったグラフィックデザイナーの小林一毅さんが2週間に1度のペースで、日々の暮らしで忘れがちなことをテーマにグラフィックを発表してくださいます。今回は読者のみなさまにもダウンロードしていただき、ケータイの待ち受けや出力して住まいの壁に貼ったり、自由に楽しんで頂く企画です。
その他、編集スタッフの私的な日記も更新していきます。ちょっと手が空いた時に、是非除いてみてください。オンラインストアもリニューアルいたしましたので、こちらも、是非。
https://sumuhito.base.shop
住む人編集部